○ 8月2日
本日から、また新たな体験入団者がやってきました。
なんとも名前に似つかわしい緑のシェル装備で、ぶんぶんとよく飛びそうな弓を持っていますね。
さっそく、狩りでもしながら馴染んでいってもらうことにしましたけど。
言葉を交わしていると、ちょっと抜けたところがありそうな雰囲気も漂いだしてきて。
なんだか少しずつ、楽しくなってきてしまいましたよ。
狩り自体は、けっこう短い時間で切り上げることになってしまったのですが。
その限られた時間のあいだにももう、ちょっと人柄のほうが掴めてきたような手応えを感じることができましたし。
腰以外にもいろいろと抜けていそうな、そのマスコット的存在感でもって、これからの一週間に大きな期待を持てそうな予感がしましたよ。
そのあと、微妙に余った時間を活かして開拓に突入してみました。
幸いなことに、パーティーにも恵まれたので、エイヤッと飛び出て行くと。
本当に、なんともいいあんばいで人間さんとの数のバランスも取れていたらしく。
待ち時間ゼロで、すかさず熱い攻防を堪能することが出来ました。
即死もせず、かといって、一方的な蹂躪にもならず。
一進一退の展開をじっくり楽しむことができたので、あわよくばキルログを出すことも狙ってたりしましたが。
名前が出る出ないに関わらず、微妙に優勢と劣勢とが何度も入れ替わるような、手に汗握る戦いが続発したので。
そうやって密度の濃い時間を過ごせたこと自体にもう、大満足でした。
いい感じで緊張の糸も途切れないまま、次から次へときわどい局面が訪れたりして。
とか言いつつ、思わず疲れを知らない子どものように、のめり込みそうになってしまいましたけど。
そこは余裕を嗜む大人として、楽しみも腹七分目くらいに留めて、優雅に就寝時間に入らせてもらっておきました。