○ 7月29日


 この日は、こんな虐げられた状況からのスタート。







 開拓があまりに静だったもんだから、二人でも何とかなるだろうと思っていたら。


 しこたま袋叩きにされました。




 その後さらに二人加わり、いい感じで渡り合えるようになってきたので。






 合間にレアを味わったり。






 ここぞとばかり、殴りに行ってみたり。




 短い時間ながらもいろいろな楽しみ方のできた開拓でした。




 しかし、瞬時のうちに全力でダメージ出す装備へ切り替えてる、アラモードさんの冷酷さにはシビれました。


 自分などは、まだまだ虫も殺せない優しい子だということですね!!






 夜になったので、ルナ戦に参加。






 ゲート前を見渡してみると、水曜日よりは若干人口密度が高い感じです。




 土曜日の戦争は、新マップを使用することになり、自分は今回初めての参加だったので、アタフタしないよう予習に励んでました。



 公式のマップがいまいち説明不足だという会話をしながら、





 おもっきりチャットを誤爆してましたけど。



 これはこれで、同じ疑問を持つ人たちの参考になったはずと、プラス思考で処理しておくことにして。




 叫んだついでに、戦意高揚のほうも忘れずやっておきました。








 チャットすらも遅れまくるラグの嵐で、面白くテンポを演出し切れなかった感はありますが。



 渾身ではなったボケに、キョーレツなツッコミが入りました。






 もしや、ここで今日の出番はすべて終わりになるのではないかと、焦りつつ。


 急いでログインしなおしてみたら、そこには新しい世界が広がっていました。







 予測どおり、ほんとに船がスタート地点だったんだー、と思いながら、とりあえずがむしゃらに走り出してみました。



 すると、カルスの第一守備隊長を見つけましたけど。





 こんな沼の真ん中に、一人ポツンと立たされてジリジリ日に焼かれているなんて。


 もはや、拷問といってもいいような左遷っぷりですね。




 マップを見ながら、そのまま中央のほうへと行くとお城が見えてきました。





 そしていよいよ、敵との交戦。



 どうやら、出だしの立ち上がりはカルスのほうが早かったらしく、サクサクと拠点を占領してゆくことができました。



 ちなみに、マップにはリアルタイムで占領状況が表示され、その瞬間瞬間の可能なポイント獲得数のようなものも書いてあります。



 公式の説明を読んでいると、互いに取ってる砦の数そのものがポイント数かと思ってましたが。


 実際に入るポイントは、二倍掛けされた下の数値の分だけになるようですね。





 相変わらず、どうしたらいいのかいまいち解らないまま、雰囲気で攻めまくってみてましたけど。






 思いのほかカルス優勢に進められている戦争に安心しながら、






 じわじわと、このマップならではの特徴というものが、掴み取れてきた気がします。




 まず、今までの戦争マップと決定的に違うのは、すべての局面において、「待っている時間」というものがないことですね。



 死亡したあとでも、牢屋がないことで即座に戦線へ復帰できますし。






 戦局のありようにしてみても。


 一応従来どおり守備隊長などがいますけど、そこが陥落されたことでもって、その後の戦いが恒久的に制限を受けるわけでもなく。


 ルール上、守り抜かなければならない特別な場所というものがないので、どこが落とされようと後で取り戻せばいいだけ、という感覚で、こだわりなく自由にどこへでも攻めてゆけるのが新鮮でした。




 占領状況にしてみても、本当に目まぐるしく推移して、






 ちょっとの間に、コールド勝ちする寸前から、コールド負けする寸前までひっくり返されたりします。


 それぞれの拠点のある空間が、いくつもの方向へと伸びる通路で結ばれあっているので。


 思い思いのルートで進軍することができ、有利に攻めるためには、まず本隊同士でのぶつかり合いを制しないと先へつなげられない、なんてこともありません。




 公式の説明を読んでいて、よりたくさん戦力を割くことのできるエルモラドが、単純に有利なんじゃないかとも思っていましたけど。


 思いのほか自由に動き回れる余地のあるマップなので、本隊同士のめぐり合わせの運やら、拠点を占領するタイミングなど、人数だけでは勝敗を推し量れない面白いマップだと認識を改めました。




 まあ、最終的な勝敗判定は、累積ポイントに拠るし、コールドゲームもあるので、数が大いに越したことはないんですけどね。




 あと、なぜだか解りませんが、ときどきものすごい額のお金が敵を倒したときに入ったりして、いつのまにか3.5Mも持っていたのには驚きました。




 常にどこかで敵と遭遇して、立て続けに交戦し続けることになるもんだから、今までの戦争とは段違いのペースでPOT等も消費するわけで、その救済措置としてお金の貰え方にも細工がしてるんでしょうかね。





 そんなこんなで、不思議なほどの快調さで戦争を進めることができていたわけなのですが。



 ここで、思わぬ伏兵が登場。







 せっかく、新マップで僅差のいい戦いになっていたのに!


 と、怨むような気持ちも出てしまいましたけど。



 まあ運営には運営の判断があって、前回の戦争のようなラグ地獄に陥らない措置という意味もあるのかもしれない、と。



 サーバーダウンまでの時間を惜しみつつ、精一杯戦いを繰り広げました。






 十分後、再びログインしてみると。




 てっきり、戦争中止でルポスンにいるかと思いきや。


 ルナマップのさっき居たその場所から、なぜかポイントの内容だけリセットされての再開でした。





 …で、メンテ後復帰してきていた人数が、そのまんま国家の人数比率を反映していたのか。


 あっというまに、全拠点を占領されてしまって、その瞬間に勝敗が決してしまいました。







 この日の戦争は、勝っても負けても完全燃焼できそうだと思っていたのに。


 見事なまでの不完全燃焼になりました。




 しかし、公式で説明されていたコールドゲームの条件、「14ポイント先取」という規定の意味合いがいまいち解らないでいましたけど。



 この結果により、「14ポイントの差をつける」ということでもなく。


 どうやら、7つの拠点すべてを瞬間的にでも占拠して、可能獲得ポイント数が14にした状態でコールドゲームになる、という意味らしいお推測できました。






 そんなこんなで、防衛戦もキャンプをあっさり占領されて歯噛みさせられたりしつつ。



 「エルモラドの女、アプローチが積極的すぎるんじゃ!」などと、ピントの外れた敗北感に苛まれていました。






 防衛戦もおわったあと、まだスプリントの効果が残っていたので、本土を気持ち悪いほどの足の速さで走り回り。


 なんとなく竜牙兵騎士団長などをいたぶっていたら、500倍が出ましたよ。






 最初、27万かぁと思ってましたが、270万だったのでぶったまげました。



 あいにくの戦争ではありましたけど、金運には恵まれていた一日だったようです。
 







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