○ 7月2日
ログインしてみると、鬼夜叉さんこと奈落さんが、最後の挨拶に来ているところでした。
鬼夜叉さんとは、自分が最初に所属したクラン氷の瞳からの縁なので、別れの名残惜しさも大きいですけど。
本人の決断したことですから、見送るよりほか仕方ありません。
自分から見ていて、直接キルログを出すことを期待されてないプリとは違い、攻撃職ならではのプレッシャーみたいなものも感じつつ。
最近の高レベル化の波の中で、時間的余裕との折り合いの部分で先が見えづらく思えてきたというようなことも、理由の一つとしてあるのかなと。
勝手な推測ですけど、思ったりして寂しくなってしまいました。
なにはともあれ、一つのゲームの中でこんなに長いあいだ一緒に遊ぶことができて、本当にありがたく思っています。
お疲れ様でした。
鬼夜叉さんを見送ったあとは、戦争がすでに始まっている時間だったので、気持ちを切り替えルナゲートへ向かいました。
ゲートが開いてからだいぶ経っているのに、問題なく中に入れてしまうのがカルスの良いところですね。
戦いのさなか、うっかりパーティーからはぐれてしまっていると。
同じようにはぐれて一人きりの人間さんが居たので、勝負を挑もうとして追いかけてみましたが。
どんどんどんどん逃げられて。
3分くらい、ずっとそのまま追いつけずにいるうち、パーティーのバフ切れタイムが…。
仕方なくそこで追いかけっこを諦めて、真面目日本陣防衛なんかをしていたあと。
思わぬところで、運命の再会が!!
特に探し出そうとしていたわけでもないのに、なにかに引き寄せられたかような再開を果たしてしまうという。
この偶然のいたずらには、かなり驚いてしまいました。
驚くといえば。
いつのまに、そんなところへ!?
と、不思議に思うような魔術師っぽさ満点な人を発見して、ちょっとテンションが上がってしまったりしつつ。
この日の戦争は、後半に入ってエルモラド側にキル数でリードされながらも、ジワジワと僅差で追い上げていっていて。
最後の最後で、奇跡の小逆転に成功するという。
苦しいながらも嬉しい勝利で終わりました。
侵略戦に入り、緑豊かなエルモラドの大地を駆け回りましたけど。
そんななか、Gimmyさんにサモンされ、またなにやら不思議なゾーンへと迷い込んでしまいました。
どうも、見えない壁があるようで。
陸側にはこれ以上進めないけど、水の中には入って行けるという、ミステリースポットになってるみたいでした。
仕方ないので、水の中へとザブンと突入していってみると。
湖底の土までも、なんだかうっすら緑に染まって、バクテリアをいっぱいに含んだ栄養豊富そうな色をしているのが憎たらしかったです。
侵略戦のあと、本土に戻ってゴーレム狩りをしていたら。
アイアンボウが出てきたりもしましたし、この日はいろいろと偶然から巡り合うものも多い一日でした。
はるか昔から、ゴーレムからアイアンボウが出たという話は聞かされていましたけど。
実際に出た瞬間を見ることができたのは、これが始めてだったので。
いまではずいぶん値段が下がってしまったアイテムとはいえ、かなり嬉しかったですよ。