○ 5月22日
この日の攻城戦は、いつになく激しいものになりました。
まず、開始直後のまだ人が集まりきっていない段階で、響黒刃会とAMDとの連合チームが結界石を破壊して城を占拠し。
踏み入る隙もないくらいに、休みなく戦車で爆弾を落とし続けるという、完全防衛態勢を固めていました。
さすがに、ここまで徹底的にやられると、もう手の出しようもない感じで、ひたすら膠着状態が続いてしまい。
攻める側も、いろいろ兵器を投入してみてましたが、なかなか突破口が開けず苦戦が続きます。
そんななか、誰かからダメージをくらい続けているなぁと思って見てみたら。
いつもモラドンで露店を出しているキャラだったのが、えらく強くなっているというサプライズが待っていました。
こちらの足が切れていた状態で、フットワークで振り回されたとはいえ、残りHP46まで追い込まれるとは思いませんでした…。
そうこうしているうちに、残り時間ももうわずかとなってきて。
もしかしたら、このまま防衛されて終わってしまうのではないかという考えも、頭をよぎり始めましたが。
最後の最後の突入で、なんとか第一の門を突破し。
急いで、二つ目の門を破壊しようと、懸命に力を合わせました。
その甲斐あって、城の内部での戦車の配置が完了するより前に門を破ることに成功して。
残り時間一分ほどという、ほんとにギリギリのところで結界石を破壊することが出来ました。
このあと、さらに二回ほど勝者が入れ替わり、最終的にはValharaGardenが今週の城主になりました。
攻める側としては、最後に防衛網をひっくり返せて良かったという思いもありますけど。
あそこまで徹底的にやっても守り切ることが出来ない上に、最後の瞬間に一回獲っただけで城主になれるというのは、ゲームとしてどうなんだろうという気がしてきますね。
四等級以上のクランしか参加できないという制限も、今ではあってないようなものになってるくらい敷居が低いものになっているし。
導入当初とは比較にならないくらい、参加人数も、個々の火力も増加してゆくばかりなせいで。
最後はいつも、数秒で結界石が破壊されているのが現状ですから。
攻城戦のルールやシステムをもうちょっと細かく作り込んで、ここまで極端に力を注ぐ必要がなく、もっと普通のやり方でも盛り上がるような形に改良していって欲しいものですね。