○ 3月23日
ついにやってきました。
第二回最強クランパーティー決定戦の当日です。
前回は、二回戦目で優勝チームのZombie Hunterと当たって、あっさり敗退してしまったこともあり。
今度は、もう少し上まで勝ち進むことを目標に、エントリーしていたのですが。
対戦カードが発表されてみると。
一回戦から、参加している中で一番チームの平均レベルが高く、優勝候補の一つでもある前線特殊部隊が相手だったりして。
初戦を勝ち上がるだけでもかなり厳しそうな予感がひしひしとしてきて、心中穏やかではいられません。
相手パーティーの半分がLv70以上の人たちだから、相当な対策が必要になってきますが。
ウォリさん一人、プリさん一人、ウィズさん二人のうち、誰を一番に意識しておけば良いのかすら絞り切れずに、迷ってしまいますよ。
そんなわけで、バタバタしながらも、とりあえず火炎タルリアをほぼ人数分揃えて迎えた、決戦当日。
久しぶりにお会いする豆さんが、観戦にやってきてくれてるので、挨拶してたり。
出場者にタルリア配ったり、装備を貸したりなど、開始直前までジタバタしていたので。
第一試合が始まっても、観戦ポジションにつけてなかったどころか。
そもそも、入り口に人の壁ができてて、会場に近づくことすらできてませんでした。
最初は、進行アナウンスの内容が海外のプレイヤーに伝わりきっていなくて。
試合が始まってるのに、まだ普通に闘技場で遊び続けてたりするトラブルもありましたが。
一度、仕切り直しの手を入れて、再び試合開始です。
全員鉄砲を装備したログのチームと、少数編成のウィズのチームという、かなり変わった取り合わせの対戦でしたけど。
決定打を欠いた鉄砲隊が相手を倒しきれないでいるうちに、ウィズチームがじわじわとペースを握ってゆき、勝利するという展開だったみたいです。
やっぱり、鉄砲を撃ったあと、ディレイのあいだは走り回ることしかできないというのが、予想以上のハンデになったんでしょうね。
さて、二試合目はSTYLE vs(;△;)ノ。
今回初参戦になるSTYLEクランを応援させてもらいましたが。
また、モタモタしてたら観戦位置につけず、
試合内容がさっぱり分からなくて哀しくなりました。
とりあえず、強力なヒールをもつettanさんを封じておいてから、全体を崩しにかかっていったのだろうな、と想像しておきました。
そして、第三試合目。
いよいよ、うちの出番です。
実は、当日欠員が出た場合に自分がしゃしゃり出て行けるよう、ひそかにスキルをチャーム60、ヒール45に振り替えていたのですが。
エントリーメンバが全員休まず出席なので、今回はベンチを暖めておくことになりました。
しかし、出ないのにやたら緊張してしまうのはなぜなんでしょう…。
試合開始前の、溜まり場の風景。
前線チームは、ちびーずさんが欠席になった代わりに、Olsonさんかアイリスさんが入りそうな雰囲気ですね。
せっかく振り替えたので、チャームスキルをアピールしてたら、相手チームが困惑しないかなぁと思ったり。
さも、出場するかのような発言を繰り返したりして、ちょっとで揺さぶれないものかと悪あがきしていたので。
結局また、観戦位置につくことができず、会場の外から見守る羽目になってしまいました。
せっかくみんなが頑張っているのに、遠すぎて見えていないなんて情けない限りですが。
チャットで聞こえてくる情報をたよりに、最大限想像を膨らませて、手に汗握っておきました。
そうして、やきもきし続けること一分五十秒ほどで試合終了。
前線チームは、Olsonさん投入でウォリ四人になっていたので。
ウィズ対策に気を回していたことも、また一つ裏目に出る結果になってしまった感じですね。
負けてしまったのは残念ですが、出場者の皆さんお疲れ様でした。
とか、一息ついていると。
なんだか激励っぽい耳打ちも頂きました。ありがとうございます。
そして、ここからはもう完全に観客モードになり。
ようやく、ちゃんと観戦ポジションにつくこともできて、試合を楽しむことに専念しました。
第四試合目は、スクワット部 vs Naturally Breeze。
スクワット部は、人数が少ないなか、粘り強く善戦してましたけど。
やはり、攻めきる事まではできずに、じわじわと押し切られる形でNaturally Breezeの勝利となりました。
そして、最後の第五試合目は、桜華団の棄権により魔弾の不戦勝で、今日の試合はすべて終了です。
イベント終了後、せっかく振り替えたチャームヒールを楽しむためにも、開拓へ遊びに行ってみました。
うーん、トーメントが範囲スキルなのですが、今まで全く馴染みがなかったものだけに、なかなかコツがつかめず四苦八苦してしまいますね。
いちおう、Mob相手に練習して、範囲がどのくらいのものかとかは掴んでいるつもりでしたけど。
実際に人が動き回る戦場では、思うように範囲内に相手を捉えられずに、範囲攻撃の強みを活かせてなかったり。
明らかに修行が足りません…。
しかも、トーメントを撃ったあとに、ターゲットがいったん解除されるので。
マリス→パラサイト→マッシブというふうに、立て続けに入れていく上で調子が狂ってしまうし。
途中からはもう、ひそかにトーメントを封印して戦ってしまってましたよ…。
うーん、こんな状態では、もしトーナメントで出場してても何もできないまま試合が終わってそうですし。
出ることにならなくてよかったなぁと、今更ながら、自分の無謀さに恐ろしさを覚えました。
そのあと、本土で狩りを少々。
今度はヒールのリハビリも、自分の中のテーマにすえてたりするわけなんですが。
HPが減った人を見つけて、それをターゲットするのにもたついたりして、常にワンテンポ遅れヒールになってるのが、またもや修行不足です。
結局、ヒールが後出しになって、無駄だからモーションの途中でキャンセルしてたり。
思うように、ヒールパワーを発揮できてなかったので、狩りが終わったあとにヒールしまくっておきました。
とか、さんざん不名誉なことを言われてしまったので。
最高にヒールが似合っている姿を撮影してみて、その考えを改めさせてやります。
どうですか、ものすごく速く走っているようにみえるでしょう!
こんなふうにヒールを使いこなせる人は、そうそう居ませんよ。
…と、内心では自信満々だったんですけど。
とりあえず、まだみんなは私のこの勇姿を知りませんから。
好き放題言ってくれてます。
まあしかし、いずれ正当に評価される時代がやってきますよ、と。
根拠もなく達観しながら、この日はそのまま、おやすみしました。